2013年1月6日日曜日

未来予測2013 ~私的予言録~


 何処かのブログで毎年恒例で未来予測を書いているという話を聞いて、これは面白いなあと思った。未来予測という言葉は大げさかもしれないが別に当たらなかったとしても、これは当時の自分の考えを知る非常に良い記録となる。だから私も大外れして笑われる事になる事を恐れずに思ったまま、なるべく大胆に書いてみる事にする。

1)世界及び日本の動向
 どうも私的には全体としてあまり良いイメージが想像できない。具体的には5年〜10年ぐらいのスパンで第三次金融危機とでも云うべき事態になると思う。現状では日本、アメリカ、ヨーロッパ、中国も含めて、先進諸国や大国で健全に成長できるような状態にはないと考えているからだ。
 これは各国個別の事情もあるが、おおきくは現在のグローバル化した金融経済の機能的な問題に起因する。私はずっと現在の金融至上主義的なシステムはうまくいかず、唯一可能性があるとすればそこから脱出することだと思っている。だが先進国でそれをやる動きはなく、ようやくヨーロッパでは金融を制御しようとする微かな動きが見え始めた程度である。よってあと10年ぐらいは改善されないだろうと思う。(あるいは世界恐慌的な事態が起こらない限りは変わらないと思う) だから紛争などの軍事衝突になる事態が起き無いことを祈るのみだと考えている。

2)日本の状況
 自民党の政治は失敗するだろう。何故ならば彼らは結局なにも学習していないし、少なくとも現在の問題が分かっていないと思われるからだ。私は今年の選挙の争点は下記だと考えていた。
 ・TPP反対
 ・原発停止、福島原発事故の収束
 ・消費税の増税禁止
 ・も一つつけるならば、福祉と社会保障の考え方を整理

 だからこれらのどれもまともに議論されず、自民党と維新が表を伸ばしたのは最悪だった。しかしこれらの上記の問題はすべて、一つの問いに集約される。

『国民国家の役割を放棄するのか、はたして国家をグローバル企業に売り渡しても良いのか ?』

 これはどの先進諸国でも共通の課題である。このどちらを私達は選択すべきかを迫られている。ちなみに私は国民国家を選ぶ、だから上記の4つのテーマをあげたのだ。国民国家は万能でもなく最上の手段ではないのかもしれない、だがグローバル化の行き過ぎはあまりにも問題が多すぎて世界そのものを壊す可能性がある。
 だが自民党や維新の政治は、グローバル化に単純に追従するだけのものでしかない。目先の利益追求に最適化する事が将来的に益になるとは限らないのだが、グローバル企業はとにかく直近の利益を最優先するものだから、そんな道理は通用しないし、一般国民の生活などを気にはしてくれない。結果としては世界中が貧しくなる結論しかないとおもうのだが、世界はその方向へ進んでいると思うし、日本はほとんどまともな議論もなしに追従しようとしている。

3)中国、アジア、軍事
 2012年の選挙で自民が勝利したのは、安倍総理の右寄り姿勢が評価されたという意見もあるが、正直言って私はアジアと軍事については、いちばん読めない部分で、もう一つ具体的なイメージが湧かない。だが、あえて大胆予測をするとすれば、10年ぐらいで中国の社会システムが壊れてなんらかの大きな変化を産むような気がする。だがそれが、さらなる独裁強化的な政治となるのか、複数国家に分裂するような状態になるのかはよく解らない。なおそのような状況で、おそらくアメリカにはアジアを軍事的に押さえるような力はないし、押さえる気も無くなっていると思う。
 ちなみに安部政権になって9条廃止で核武装という話がでていうが、これはおそらく無理だと思う。9条廃止は可能だ。だが核武装は普通に考えるとアメリカが許さない。物事の順序からするとまず日本がアメリカから全面的に独立をかちとるのが先なのだが、そんな事を真面目に選択肢として考えている政治家はいないように思う。(もちろん安倍総理も考えてないだろう)
 だから結果的には、日本の存在感はアメリカのプレゼンスが低下するのに合わせてどんどん落ちてゆき、フィリピンとか他のアジアがまとまってそれなりの発言権や主導を取る法が可能性あるような気がする。

4)原発および放射能汚染問題
 放射能汚染の問題はおそらくあと5年ほどで大問題になるだろう。福島近辺から甲状腺ガンなどの問題が顕在化すると思うし、東京などの汚染度が高い地位域などでも無視できないレベルの問題が出るだろう。そして、この問題が大きくなればリアルに遷都しようという話がまた出てくるかもしれない。
 あと大きな懸念なのは福島原発をうまく解体もしくは安全な状態まで移行できるかどうかだ。忘れっぽいメディアは報道しないが、福島原発はもう一度大地震などの災害や、解体にミスなどが発生すると致命的な大事故を発生させる可能性がある。この問題は意図的に過小評価されていると思うが、もっとも大きな懸念だ。
 ソビエトを崩壊させたのはチェルノブイリだという言葉もあるが、この問題はそれぐらい大きな問題で国家存亡を左右しかねる課題である。だがこの点については、運にも左右されるので予測のしようもない。日本政府が真剣に取り組んでくれるのを祈るのみである。


 とまあ、こんな具合に私が考える大きな問題について予測を書いてみた。もちょっと年初は明るい話題できればいいのだが、政治やメディアの劣化具合を見ていると、あまり明るい展望は見えない。

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